[甲南女子スタンダードの攻略]中2の定期試験対策と勉強法

◆中2生のための甲南女子スタンダードの英語◆
学年末試験の分析
2学期より更にSアドクラスと差があき始める頃です。部活もアーチェリーや弓道、バレー部などに所属している生徒は特に忙しく、試験対策にどれだけ余白の時間を当てられたかが勝敗を分けるものになりました。試験問題出題傾向は以下です。
【英語Ⅰ】
大問1 発音(2点×1=2点)
大問2 itが表すものを選択(1点×6=6点)
大問3 時制の選択問題(1点×8=8点)
大問4 空所補充(記述式)(1点×18=18点)
大問5 指示に従って全文書き換え(2点×9=18点)
大問6 指定語数で英作文(2点×6=12点)
大問7【A】Lesson9-1読解(2点×1+1点×4=6点)
大問7【B】Lesson9-3読解(1点×4+2点×1=6点)
大問7【C】Lesson10-2読解(2点×1+3点×1=5点)
大問7【D】Lesson10-4読解(1点×5+2点×1=7点)
大問7【E】Lesson5 READ読解(1点×1+2点×1=3点)
大問7【F】Lesson3 READ読解(1点×4=4点)
大問7【G】Lesson6 READ読解(1点×3+2点×1=5点)
平均点は46点でした。
大問9はすべて教科書本文からそのままの出題なので、低い得点と言えると思いますが、例年の甲南女子の定期試験と少し異なるのは、「以前に通過したREAD」を再び出題していると言う点です。配点は高くはないですが、そこまで幅広く学習を取り組める学年の素養は現状無いと想像しますので難しいテストとなったのではないでしょうか。
学年全体として前半の文法演習不足が否めないというのが現状ではないでしょうか。心配な状態です。特に配点の大きい大問4・5の正解率が得点率に大きく寄与したものと思われますが、特段難しい出題というわけではないので、学校の先生としても想定外の点数と言えるかもしれませんが、身についていない現状が浮き彫りになってしまっていると思います。
1学期中間試験に向けた対策
①各本文・Keypointsの英訳
→教科書と同じ部分は絶対に落とせません。意味合いとしては平均点確保にもっとも影響が出る部分です。
②文法問題集の徹底反復
→オーソドックスな出題なので、学校の問題集を2~3周ほどしていけば十分対応できるレベルです。早期にどんどん先取りして進め、直前に焦らないようにしたいですね。
コラボでの指導法
今年は総合クラス希望者が多く、普段は南女ST専用の準拠クラスを設けていませんが、テスト前に個別にテスト対策を行っています。先取り学習をした生徒たちが試験前に学校の単元にあわして照準を絞っていくイメージです。専門の先生がいてわからないことも即座に解決できるので生徒たちからは勉強しやすいという声を聞きます。
◆中2生のための 甲南女子スタンダードの数学◆
学年末試験の分析
数学1
試験範囲 | 少 多 ★★★☆☆ |
難易度 | 低 高 ★★★☆☆ |
分量 | 少 多 ★★★★★ |
試験範囲は「式の計算」「連立方程式」です。試験範囲、難易度は例年と変わらない印象で、学校で配られている問題集と同じような問題が多い印象です。ただ、問題の分量が多くなっており、それもあってか平均点が限前回の期末試験と比べて10点近く下がっています。特に文章題が10問近くもあり、最後まで解ききれなかった生徒も多かったと思われます。
数学2
試験範囲 | 少 多 ★★☆☆☆ |
難易度 | 低 高 ★★★☆☆ |
分量 | 少 多 ★★★☆☆ |
試験範囲は「合同の証明」がメインで、二等辺三角形、正三角形の角度の角度計算も3割程度含まれていました。証明問題のうち、記述式のものが約2割程度あり、ここの出来具合いで点数に差が出ると思われます。問題自体は数1と同様に学校で配られている問題集と同じような問題が多い印象です。
1学期中間試験に向けた対策
数学1
次回の試験範囲は「1次関数」と予想されます。この単元は1年生の2学期に学習した「比例・反比例」の知識が必須となります。したがって、「比例・反比例」の理解が不十分である場合は、必ず復習をしておく必要があります。1次関数は苦手とする生徒も多いですが、計算量としては多くは無いのでしっかり演習量をこなしておきましょう。
数学2
次回の試験範囲は「直角三角形」「平行四辺形」「いろいろな四角形」がメインと予想されます。やはりこの単元も証明に関する問題が多いです。さらに、記述式の証明問題も今回より増えるものと思われますので、今回の記述式の証明問題ができていなかった場合は必ず自力で書けるようにしておきましょう。
代数(数学1) | 幾何(数学2) | |
コラボ生平均 | 86 | 87 |
学校平均 | 52 | 62 |
平均点との差 | +34 | +25 |
コラボでの指導法
数学においては、上辺だけの理解では到底問題が解けるようになりません。コラボでは双方向型の授業を行い、少人数制を生かして、一人ひとり「わかるまで」、「できるまで」指導を行います。また、定期試験前にはどなたでも受講可能な応援イベント(日曜日に実施)に加えて、総合クラス受講生に関しては試験前対策授業を無料で実施することで、定期試験に向けてもきめ細やかなフォロー体制を整えております。