[甲南女子スタンダードの攻略]中1の定期試験対策と勉強法

◆中1生のための甲南女子スタンダードの英語◆
2学期期末試験の分析
Lesson6~Lesson8の試験範囲でした。1学期よりは範囲が広がり徐々にSアドクラスと差が空き始める頃です。部活もアーチェリーや弓道、バレー部などに所属している生徒は特に忙しく、試験対策にどれだけ余白の時間を当てられたかが勝敗を分けるものになりました。試験問題出題傾向は以下です。
【英語Ⅰ】 大問1 動詞語形変化(1点×8=8点) 大問2 発音問題(1点×5=5点) 大問3 時制を見分ける問題(1点×5=5点) 大問4 空所補充(選択式)(1点×10=10点) 大問5 空所補充(記述式)(1点×11=11点) 大問6 指示に従って全文書き換え(2点×10=20点) 大問7 指定語数で英作文(2点×6+1点×1=13点) 大問8【A】Lesson6-2読解(1点×4=4点) 大問9【B】Lesson8-3読解(1点×10=10点) 大問9【C】Lesson7-1読解(1点×4=4点) 大問9【D】Lesson7-3読解(2点×1+1点×3=5点) 大問9【E】Lesson8-1読解(2点×1+1点×3=5点) |
平均点はなんと51.3点(英語1)、および62点(英語2)でした。大問9はすべて教科書本文からそのままの出題なので、異常に低い得点と言えると思います。学年全体として前半の文法演習不足が否めないというのが現状ではないでしょうか。心配な状態です。特に配点の大きい大問6の正解率が得点率に大きく寄与したものと思われますが、特段難しい出題というわけではないので、学校の先生としても想定外の点数と言えるかもしれません。確かに大問5の空所補充は例年よりも抜かれているカッコの数が多いと言えると思いますが、配点は低いので40点台にまで落ち込む理由として弱いです。Lesson3つ分という試験範囲はSTにしてはかなり広い部類に入るのでその辺りは大きく影響していると思われます。
学年末試験に向けた対策
①各本文・Keypointsの英訳
→教科書と同じ部分は絶対に落とせません。意味合いとしては平均点確保にもっとも影響が出る部分です。
②文法問題集の徹底反復
→オーソドックスな出題なので、学校の問題集を2~3周ほどしていけば十分対応できるレベルです。早期にどんどん先取りして進め、直前に焦らないようにしたいですね。
③指示に従って書き換える全文書き換えを定期的に行っていく必要があります。手を動かして理解度を上げていくことが平均点以上に大きく点数を押し上げる要因となります。
コラボでの指導法
今年は総合クラス希望者が多く、普段は南女ST専用の準拠クラスを設けていませんが、テスト前に個別にテスト対策を行っています。先取り学習をした生徒たちが試験前に学校の単元にあわして照準を絞っていくイメージです。専門の先生がいてわからないことも即座に解決できるので生徒たちからは勉強しやすいという声を聞きます。
◆中1生のための 甲南女子スタンダードの数学◆
2学期期末試験の分析
数学1
試験範囲は「比例、反比例」です。問題の構成に関しては、学校で配られている問題集の類題が多く出題されています。問題の分量に関しては例年通りですが、素早く正確に計算しなければ、間に合わないということもあったかと思います。
グラフの書き方など、今後につながる重要単元ですので、うまくいかなかった人は要復習です。
数学2
試験範囲は「平行線と角、資料の整理と活用」がメインとなっていました。進度に関しても例年とさほど変わっておりません。資料の整理と活用に関しては、覚えたか否かで結果が大きく分かれます。
学年末試験に向けた対策
数学1
次回の試験範囲は「1年の復習、連立方程式」と予想されます。
この1年で学習した内容が一通り出題される可能性があります。
事前に学校の先生に確認を取っておくとよいでしょう。また、連立方程式でも文章題は出題されます。なにを文字でおいたかなど、答案作成には注意を払ってください。
数学2
次回の試験範囲は「三角形の合同と証明」がメインと予想されます。
まず証明問題は書く練習を徹底してください。その際には、学校の先生の板書を模倣してください。そうしなければ、思わぬところで減点される可能性があります。
コラボでの指導法
数学においては、上辺だけの理解では到底問題が解けるようになりません。コラボでは双方向型の授業を行い、少人数制を生かして、一人ひとり「わかるまで」、「できるまで」指導を行います。また、定期試験前にはどなたでも受講可能な応援イベント(日曜日に実施)に加えて、総合クラス受講生に関しては試験前対策授業を無料で実施することで、定期試験に向けてもきめ細やかなフォロー体制を整えております。