[六甲学院中学の攻略]中1の定期試験対策と勉強法

◆中1生のための六甲学院中学の英語◆
2学期期末試験の分析
出題範囲は以下です。
①NewTreasure book1 Lesson6~9 本文・Keypoints英作文 ②文法問題集Lesson6~9 ③先生配布プリント「あしたのために」 ④その他実力文法問題 |
2学期中間同様は文法問題が多いテストでした。ただ文法問題集から筆記問題も出るようになってきましたのでテストの中身が少しずつ変化していることがわかります。選択式ではありますが、長文読解問題も3題出題されています。各々文法問題集のL9~11のExercise長文からそのまま出題されています。暗記は必要ありませんが、内容理解が必要です。1学期のような文法の客観問題の対策だけでは点数が取りづらくなってきました。文章を読んで内容一致をしていくスタイルに落ちつきそうで、これは共通テストや英検にもつながる学習です。また大問1のリスニングでは教科書のダイアログの空所補充問題(ディクテーション形式)が出題されています。準拠クラスでは事前に音声とかっこ抜き予想問題を作成して生徒たちに先行実施させていました。次回以降もこの傾向は続きそうです。暗記ではなくディクテーションなのでやりやすいのではないでしょうか。
学年末試験の対策
次回範囲は「比較」です。途中でbook2に100%入ります。通常の学校は定期テストなので暗記していると大変有利ではありますが、六甲中1は単なる暗記では高得点は見込めません。さらに変化し続ける後の受験対策を考えても、英語学習において最重要なのは暗記ではありません。暗記は「前提」であり、点数を支える土台のようなものです。それがあるのは当然で、生徒達はその上を目指して走っています。子供たちはさらなる高みを目指し演習をつんでいます。
生徒達は本気の教材だと反応が違います。宿題や小テストの勉強をおろそかにする機会もぐっと減ります。その教材を使い子供たちに常に頭を使わせる授業を行います。授業中に生徒を当て、答えを言わせますので緊張感も段違いです。映像やオンラインの授業と異なるのはここです。生徒が前向きな緊張感の中で頭を使うこと、これが最も肝要です。
「今週はここまでを終わらせよう」「この英作文はこの週に行うからね」「文法の対策はこのプリントを使って今週の土曜日に提出ね」生徒たちにとって必要なのは「上手な解説の先生」でもあり、「次に何をしたらいいか教えてくれるペースメーカー」でもあります。スタディ・コラボの準拠クラスは子供たちが「勉強の仕方」を学び自立できるお手伝いをしています。毎回「今回は何をしようか」などと生徒と相談する授業ではありません。もちろん学校進度のヒアリングは行いますが、カリキュラムや教材がきちんとあって宿題もマメな小テストもあります。生徒達が今週何をすればいいのか迷う事はありません。思えば小学生の塾はそうでした。積まれたプリントの山を一生懸命こなしたことを思い出します。勉強の仕方を伝えるべく正しい試験対策のアプローチをお届けしています。
コラボでの指導法
スタディ・コラボの六甲準拠クラスは「学校の平均点に到達したい」という生徒が在籍するクラスなので英検や共通テスト対策などは定期テストが終わった回に少し実施しますが、普段はほぼすべて定期テスト対策に注力しています。40~50点台だった生徒が60点台後半を取れるようになるイメージを抱いてもらうとわかりやすいかと思います。平均プラス5~10点を取れるようになったら大学受験を目指す総合クラスへの編入を促していくクラスです。範囲がなかなか多いので直前期にはヤマを張る生徒も多いですが、それは本来のまっとうな学習とは呼べません。準拠授業中に教科書英作文に注力し、試験前の対策では問題集から出そうな問題をピックアップして重点的に解説しています。
◆中1生のための六甲学院中学の数学◆
2学期期末試験の分析
数学1
試験範囲は「1次関数、展開」で、例年同様となっております。
以下、出題内容になります。
1. 2. 多項式の計算 3. 4. 1次関数のグラフ 5. 6. 直線の式、定義域、値域など 7~9. 関数の利用 |
問題の難易度は易~標準で構成されています。これまでの定期試験としても、さらに難易度が下がっているかと思います。応用問題はとくになく、一般的な敵機試験でよく問われる問題ばかりです。基本がきちんとできれば、平均点を下回ることはないはずです。
平均点が取れていない人は、体系問題集のレベルA~レベルBを解けるように復習してください。
数学2
試験範囲は「1学期の復習、合同と証明、三角形と四角形(平行四辺形まで)」でした。以下、出題内容になります。
1. 復習問題 2. 命題 3. 平行四辺形 4. 直角三角形 5. 平行四辺形の定義、定理 |
これまでの定期試験の復習内容の配点が半分を占めています。
問題の難易度も基本から標準で構成されています。
証明問題も穴埋め形式や、選択問題で構成されています。
大問5に関しては、平行四辺形の定義、定理に関する問になっていました。
とくに定理証明は平行四辺形に限らず、他の図形でもできるように練習しておきましょう。
学年末試験に向けた対策
数学1「因数分解、平方根」、数学2「相似」
が出題されると予想できます。
数学1は因数分解がメインとなります。
昨年度よりも、進度がやや早くなっているため、平方根も一部含まれる可能性もあります。
この2学期期末以降の試験範囲に関しては、一つでも躓くと、次の単元に影響が出るので、確実にものにできるよう学習しましょう。
数学2では相似になります。
合同証明同様に、学校の先生の板書は完璧にノートにとるようにしてください。
そして、証明問題を解く際には、学校の先生の板書を思い出しながら取り組むようにしましょう。そして、はじめのうちは必ずノートに証明を書くようにしてください。生徒は読んでわかったで終わってしまいますが、そういった方はたいていの場合本番で書けないケースが多いです。
そして、試験範囲の内容を何度も反復し、抜けが無いかのチェックを怠らないでください。
数学1,2に共通して言えることですが、
基本学習法として、わからない問題があった場合に時間を使いすぎないことは大切です。
そのためにも以下のことをルーティン化しましょう。
3分考えてわからない
⇒参考書の該当箇所で調べる(※ネット検索はNG)
⇒それでもわからなければ解説で躓いたところを確認
⇒時間を置いてから本当に解けるかもう一度トライ
コラボでの指導法
授業の流れは、前回授業内容の小テストを実施後、解説、演習をメインに行っています。また、授業内でインプット⇒アウトプットを繰り返すことで知識の定着を行っています。
使用教材は、学校が体系問題集【発展】を使用しているので、その類題や定期試験の題材となりやすいチャート式の問題を扱っています。学校内で配布されるプリントの類題も含まれているので多様な問題に対応する力を養います。
また、定期試験前には定期試験応援イベント、試験前対策講座を実施しています。
応援イベントでは予想問題をご用意しておりますので、実際の試験に向けての最終確認としてご活用ください。
以下、応援イベント予想問題で的中したものの一例になります。
1学期中間 数学2大問1類題


1学期期末 大問6類題

2学期中間 数学1大問8類題
