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[神大附属中学の攻略]中1の定期試験対策と勉強法

◆中1生のための神大附属中学の英語◆

春学期中間試験の分析

出題範囲は以下です。

be動詞、一般動詞
月・曜日・序数詞 
リスニング PartA~PartF 38点分
グラマーリーディングPartA~PartD 25点分
ボキャブラリー 5点分
ライティング 10点分
上記英語Ⅰαより78点+英語Ⅰβから 22点

まだまだ文法的に浅いので単語の出題もそこそこありました。81点と平均高いので単語かけない人は平均切ったと思いますが、取り返せるので春書き期末頑張りたいところですね。理解度より今回は知識中心です。Writingの5問がかけた人は普段からしっかりと英訳トレーニングしている生徒です。なかなか難しい一般動詞が問われていました。

春学期期末試験の対策

①教科書例文の英訳

そのテスト回に習う文法を使った英作文によるトレーニングが最も肝要です。

②文法問題集の徹底反復

オーソドックスな出題ですが、出し方に一工夫というか国立らしさがありますね。市販の問題集を2~3周ほどしていけば十分対応できるレベルです。早期にどんどん先取りして進め、直前に焦らないようにしたいですね。

③全文書き換えを定期的に

指示に従って書き換える全文書き換えを定期的に行っていく必要があります。手を動かして理解度を上げていくことが平均点以上に大きく点数を押し上げる要因となります。

コラボでの指導法

今年は総合クラス希望者が多く、普段は神大附属専用の準拠クラスを設けていませんが、テスト前に個別にテスト対策を行っています。先取り学習をした生徒たちが試験前に学校の単元にあわして照準を絞っていくイメージです。わからないことも即座に解決できるので生徒たちからは勉強しやすいという声を聞きます。

◆中1生のための神大附属中学の数学◆

春学期中間試験の分析

多くの中高一貫校は中学数学を代数・幾何の2科目に分けて授業を行い、試験も2種類を別科目として実施しますが、神大附属の中1数学は、「中等数学Ⅰ」として1科目のままで授業が進みます。中間試験までは代数内容をメインで進めていたため、代数の学習内容は他の中高一貫校と比べて進んでおり、試験範囲は正負の数・文字式・方程式・不等式が中心となっています。

試験内容は大問11問構成で、学校平均点は69.1点です。神大附属の定期試験では、明確な観点別評価が導入されており、各問題が以下の3観点で分類されています。

【知】知識・理解    

【思】思考・判断・表現 

【主】主体的に学習に取り組む態度

【知】に分類される問題は、公式や計算技術の適用、用語の理解を確認するような問いが多く、基本的なレベルなので完答が要求されます。一方、【思】【主】に分類される問題は、これまで学習したことをふまえて、解決に向けてじっくり考えることを要求される凝った問題が多いです。今回の中間試験でも中1の初めての定期試験にしてはレベルの高い難問が含まれていました。特に、大問4:11の倍数の判定法に関する証明問題(正答率53%)、大問8(2):食塩水の濃度に関する複雑な文章題(方程式の利用) (正答率41%)、大問11:階乗の約数に関する問題(正答率50%)は高校入試レベルの出題と言えます。これらの問題には【記述】マークが付されており、解答は答えだけではなく答えに至るまでの記述答案が要求されています。細かく部分点が設定されていますので、最後の答えまで至らなくても、考えた過程を解答用紙に残して、部分点をできるだけ多く稼ぐことが、定期考査で高得点をとるために重要となります。

春学期期末試験の対策

昨年度は、中間試験後は幾何の内容が授業内容のメインとなり、期末試験範囲には「平面図形」「空間図形」「データサイエンス基礎」「比例・関数」が含まれていました。平面図形では作図問題、空間図形・データサイエンスでは正誤問題が多く出題されています。作図については様々なパターンに対応できるよう、多くの問題演習が必要です。神大附属は特に統計分野の教育に力を入れており、学年が進むと他の学校・高校数学では通常扱わない内容まで詳しく学習することになります。市販の中学・高校数学教材では対応できないことも多くありますので、統計分野に関しては学校で配布されるプリントや教材をしっかり読み込みましょう。

コラボでの指導法

現在、神大附属は専用の準拠クラスを設置しておりませんので、総合クラス(集団授業)で大学入試を見据えた学習を進めるパターンか、個別指導で個々の状況に合わせた学習をしていくパターンかに分かれます。総合クラスでは標準的な進度のSA+を受講されるケースが例年多いです。集団・個別いずれの場合も授業においてはコラボ専用テキストを主として使用し、テキストには学校教材よりも少しレベルの高い問題も収録しています。こうした応用問題で実力を養うことが、学校試験の応用問題で得点することに繋がります。