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[神戸女学院中学の攻略]中1の定期試験対策と勉強法

中1生のための神戸女学院中学の英語◆

1学期期末試験の分析

100点満点のテストであり、今回の学校平均は88点でした。これまでの1学期中間考査の形式と同様です。同じ発音群をグループ分けする問題から、授業使用プリントで学習したイラストと英単語の書き取り、単数や複数をしっかりと区別できているかを採点の主眼に置きながら、be動詞や助動詞(主にcan)を主軸にした肯定文や疑問文、そしてwh-疑問文やHow-疑問文の書き取り、進行形が出題されました。リスニングは28点分が出題され、昨年度と同様、Dictation形式の出題があります。内容としては、現在進行形中心でした。

なお、以下はコラボ在籍者の最高点となります。

学校平均点コラボ在籍者最高点
88点/100点満点96(+8点)

例年通り、1学期期末考査の平均点は前回の中間考査よりもおよそ-15~20点となるため、中間考査で高得点だった人でも今回の期末では思いのほか平均を下回った方もいたと思います。それは以下にも記載している通り、教科書を使用しない女学院特有の授業の進め方、ならびに扱われる単語も独特であるため(今回であればuglyなど)です。しかし心配は不要です。スタディ・コラボでは定期試験応援イベントにて、学校の試験形式に即した問題演習をはじめ、試験前振替の授業においても同様の問題を解くことに加え過去問情報によりほぼ例年通りに文法単元を変わりなく出題する女学院対策に最適だからです。つまり、上記のようなイベントならびに過去問に即した予想問題を解くことなしに本番をむかえてしまえば平均点はおろか、全ての問題を時間内で解くことができずに試験を終える可能性が大きいことを表しています。

使用教材と授業スタイルについて

神戸女学院中の英語の授業は、他校と比べて異彩を放っています。女学院中では「英語を英語で学ぶ」ことが徹底されており、教材はほぼ全て英語で書かれたオリジナルプリント、授業の進行・生徒に与えられる指示も原則として英語です。また「英語を実用に即して学ぶ」ことにも主眼が置かれています。最初は学習した文法事項をドリル形式で演習しますが、すぐに「絵を見て状況を描写しなさい」「以下の質問に対する答えを書きなさい」など、会話・英作文を中心にした活動が主になります。とはいえ、最初の進度はそれほど速くありませんでした。1年生の1学期のうちは、正しいつづり方・発音を身に付けることに主眼が置かれており、発音記号と正しい発音、単語のスペルを徹底して叩き込まれたはずです。「絵を見て単語を答える」「発音記号を見て単語を答える」といった活動が続くので、英検取得者にとっては単調かつ退屈だったかもしれませんが、次回の2学期の勉強からそう言っていられないのではないでしょうか。定期試験のリスニングでは、聴き取った英文を英語で表記する“Dictation”が求められることがさらに増えてきますので、1学期に行なった発音練習を疎かにしてはいけません。1学期で音とつづり、英作文の基本ルールをマスターして来たる2学期開始時より本格的に英文法の学習(例えば未来形比較)が始まります。

参考として、以下に中1女学院の年間の授業進度の例を示しています。特に今後の単元をチェックしてみましょう。

英語
~1学期中間・アルファベット・英作文のルール・発音記号
・単語の学習・be動詞の文 (this / that is ~)
1学期中間
~1学期期末
・be動詞の文(these / those are~)
・前置詞・疑問詞 (where, what)
・形容詞・助動詞 (can)・命令文
~2学期中間・疑問詞 (what time~)・一般動詞
・比較・未来の文
2学期中間
~2学期期末
・接続詞・助動詞 (may, should)
・be動詞・一般動詞の過去形
3学期末まで・形容詞(+比較の復習)・感嘆文
・不定詞(名詞的用法のみ)・読解問題

2学期中間試験にむけて

①やはり単語力がモノを言う:

定期試験までに授業で教わる単語は、基本的に発音記号・つづり・日本語の意味、全てを覚えるよう努力しましょう。特に1年生の間は、定期試験の中で単語が占める割合が非常に多いです。結果、初期(1学期~2学期)の定期試験ではスペルミスが点数の良し悪しを分けました。この時期は、単語を正しく綴ることが最重要課題です。オリジナル教材に登場した単語はもちろん、先生が授業内で言及された単語までもすべて覚えるつもりで授業に臨んでください。さらに、発音記号の問題も毎年出題されています。単語を調べる時は意味や綴り字だけでなく、発音記号とアクセントも確認してください。それには「英和辞典」が必要です。辞書を引く習慣があるかないかが、将来的に英語が得意になるか否かの分かれ道です。

② 日々の授業を大切にすることが、高得点の第一歩:

1学期の中間試験ではbe動詞(現在形)の肯定文/否定文/疑問文(および、その応答文)が主な試験範囲となりました。主語の人称によるbe動詞の活用(am/are/is)を確認することはもちろん、不定冠詞の使い分け(a/an)、名詞の単数・複数に注意できているか今一度気を配りましょう。

期末試験では、疑問詞/命令文/現在進行形/助動詞(can)あたりまで出題されました。いずれも単独項目だけでなく、複合的・有機的な形式が多く見られます。例えば、疑問詞と現在進行形が融合したWhat are you doing now?等です。現在進行形では「(be動詞)+(現在分詞)」の形を取るので、主語の人称、単・複によりbe動詞が変化します。つまり、be動詞の活用が身に付いていて初めて先の英文を書くことができるのであり、それが得点に繋がるわけです。

女学院の授業は同じ文法単元を繰り返して練習しつつ、既存の知識の上に少しずつ新しい事項を塗り重ねていくという形を取っています。従って、試験前に一人で勉強しようとしても大変効率が悪く、ヌケモレが多々出てしまいます。定期試験で高得点を取るには、日々の授業は完全に理解した状態でいなければなりません。特に授業は指示も説明も全て英語ですから、「一体この授業では何をやっているの?」という状態に陥らないよう、不明な点はその都度解決して、試験まで持ち越さないようにしたいものです。

③リスニング対策を後手に回さない:

女学院の試験では必ずリスニングが課されます。1年生1学期の聞き取りテストは、それほど難しいものではなかったと思います。とはいえ、聴き取りができても、正しく設問に答えられなければ得点にはなりません。聞き取れはしたけど綴りが違った、答えを勘違いした、肝心なところが聞けたか自信がない…という状態では、学年が上がるとすぐにリスニングが苦手になってしまいます。外国語は全身を使って習得するものです。今のうちから「英語は目で見る・耳で聞く・手で書く・声に出す(音読)」といった習慣をいち早く身につけましょう。自分で行なう学習のうちにこの習慣が組み込まれた生徒は、リスニングはもちろん、会話も比較的スムーズにできるようになるでしょう。

④スタディコラボの応援イベント教材等を完璧にする:

限られた時間内で単語や英文を正確に書くには、日頃から自分が間違えやすいポイントを知ることが必要です。これまでの試験は出題範囲が狭いため、点を取りこぼす原因はケアレスミスだと言っても過言ではありませんでした。ふだんから、答え合せをする前に見直す癖をつけ、「わかっていたのに間違えた」箇所をなくす注意力を高めましょう。結局のところ、英語の点差は「注意力の差」なのです。「今回はたまたま間違っただけ」、「本番では大丈夫」、そんな言い訳をよく耳にしますが、そういう生徒は必ずと言っていいほど、本番でもミスを犯すのです。自分のミスを謙虚に受け止め、その傾向を把握し、たゆまぬ努力を続ける。これこそが語学の王道です。

コラボでの指導法

総合クラスの授業時間は100分です。使用テキストは主に「実力錬成テキスト」を用いて文法単元の先取りを学習していきます。また語彙の勉強も欠かすことはできませんので、こちらはValue1000(数研出版株式会社)にていち早くおおよそ英検3級レベルまでの語彙を付属のCDを用いて勉強してもらいます。もちろん知識の確認を行うため毎回15分の小テストは欠かせませんし得点率が7割を下回れば再テストも実施します。コラボの授業は女学院とは異なり日本語で英語の授業を行います。先取り学習をすることで学校の進度よりも先を学習すれば英語で触れる学校の授業でも迷うことはありませんし、気持ちの余裕が生まれます。定期考査直前は応援イベントや試験前対策講座にて数回本番の試験内容に即した問題演習を通して、知識の定着をはかります。分からない問題は講師に積極的に聞いて下さい。

中1生のための 神戸女学院の数学◆

1学期期末試験の分析

<数1>

試験範囲少   多
★★★☆☆
難易度低   高
★★★☆☆
分量少   多
★★★☆☆

試験範囲は例年通り「文字式」と「1次方程式」となりました。計算問題も決して簡素なものはなく、ミスしやすいものが中心に出題されていました。文章題も出題されており、思考力も必要ですが、それ以上に計算力がものをいう試験でした。平均点は昨年よりも低く、70点でした。

<数2>

試験範囲少   多
★★☆☆☆
難易度低   高
★★☆☆☆
分量少   多
★★☆☆☆

試験範囲は例年通り、「平面図形」の残りから「空間図形」となりました。図形の計量や切断の切り口、体積など、小学校時代でも経験したことのあるような問題も多く出題されていました。平均点も80点近く出ています。

※コラボ数学授業生の平均点と学校平均点との比較

コラボ生平均学校平均
数19670+26
数29578+17

2学期中間試験の対策

<数1>

次回の試験範囲は「比例・反比例」および「連立方程式」になるものと予想されます。「比例・反比例」はそれほど難しくはありませんが、「連立方程式」については今回の試験を見ても分かるように、複雑な計算問題が出題されるもの思われますので、計算の練習を多くしておくと良いでしょう。

<数2>

次回の試験範囲は「角」の計算問題、および「合同と証明」の一部になるものと予想されます。特に証明問題で点差が開きます。証明に関しては自己採点が困難ですので添削指導を受けることが望まれます。

コラボでの指導法

数学においては、上辺だけの理解では到底問題が解けるようになりません。コラボでは双方向型の授業を行い、少人数制を生かして、一人ひとり「わかるまで」、「できるまで」指導を行います。また、定期試験前にはどなたでも受講可能な応援イベント(日曜日に実施)に加えて、総合クラス受講生に関しては試験前対策授業を無料で実施することで、定期試験に向けてもきめ細やかなフォロー体制を整えております。